わっきいさんの頭の中

140字に収まらない言葉と雑創作の掃き溜め。

いつもの~4~

休み明けの学校、バイト、会社ほど億劫になるものはないと自負している。その休みが長くなれば余計に行動力が落ちていく。まぁ会社勤めでない一介の学生なのでお勤めしている人は素直に尊敬する。 もぞもぞと布団から体を起こしスマホを付けた。9時。数えき…

妄想

人は想う 大切な人のことを 人は想う 何をしているかを 人は想う 体が交わることを 人は想う 叶わぬ先の未来を 人は想う 見たくない現実を 人は想う 憎たらしい盗人を 人は想う 揺るがない真実を 人は想う 消えない虚しさを 人は想う 唐突で新たな事を 人は…

「いつもの」~3~

窓を見たら雨が降った。急な雨。内容の入ってこない一般教養の科目を横目にぼうっとした。 洗濯物がなぁ。 ただそれだけ。それだけだが十二分に僕を憂鬱にさせた。しかし授業は憂鬱な気持ちを晴らすことも無く進んでいく。仕方なくノートを開くがペンを持つ…

「いつもの」~2~

受験するための勉強をしてきた高校とは違い自ら学びたいことを学ぶために行くのが大学だ。なんて偉そうな理由もなく描く将来像が何も無いためとりあえず進学するかと何となく大学に通っている。正直高校もだ。こういう事を言うと不真面目だの何だの言われる…

菊の花

月が湖畔に映り、ゆらゆらと動いている。 刀を捨てた男が1人空を仰ぎ、ただ映る月をぼうっと眺めていた。 「お菊…今行くぞ」 脇差を抜き、腹に力を込めて、いざ斬ろうとしたその時、白く眩い光が辺りを包んだ。 ───── 男は目を覚まし、厠で用を足したら顔を…

「いつもの」 ~1~

早朝。何重にも仕掛けたスマートフォンの爆音が律儀に順番通り爆ぜて容赦なく僕を起こしてくる。幼少期に聞いた母の「早く起きなさい!」という怒号も今や機械が代わりをしている。そんなこんなで叩き起された僕は寝ぼけまなこで洗面所に行き顔を洗い歯を磨…

仕事男

僕を知る人、もとい僕を見たことがある人は恐らく僕に対して仕事できるだの社畜だのとにかく忙しい人で暇を作るのがド下手くそな人間だというイメージだと思う。 何一つ間違ってない() だが、勘違いしてほしくないのは余暇がなくても生きていけるタフネスな…

言葉の出口

Twitterで本垢と裏垢と分けるのはもはや主流のようにも思える。 裏垢を作るメリットは本垢で発信できないようなことを自分の許可した人だけが見れるようにし、気兼ねなく発信することだと思う。 じゃあもし裏垢でも発信できないようなことが出てきてしまった…

早速

友に勧められブログを立ち上げた。 いや、正直何を書くんだって感じがするけど日頃感じたことなり思ったことなりをつらつらと書こうかな、と。 日記というとまた少し違う。公開日記ほど抵抗のあるもんはない。 ポエマーじゃないし。 最近音沙汰ない状態の創…